学科長挨拶

広島大学医学部保健学科をめざす皆さんへ

広島大学医学部保健学科長
砂川 融

広島大学医学部保健学科は、看護学、理学療法学、作業療法学の3専攻を持つ学科として1992年に設立され、30年あまりが経過しました。理学療法学専攻、作業療法学専攻は日本で最初の4年制大学として、看護学専攻は看護学教育の4年制大学化の先発校として教育を開始し、これまでに多くの学生がここで学び、看護、リハビリテーションなどの医療分野や保健・医療福祉分野のリーダーとして、また教育研究機関で教育者・研究者として活躍しています。

本学科では保健学領域のリーダーとなる優秀な人材を育てるために、主に以下の4つのことに力を入れています。

1.保健学領域の基礎を理解し応用する能力、問題を明らかにして解決する能力、国際化や情報化に適応できるコミュニケーション能力と情報活用能力の向上を図ることを目標としています。
2.霞キャンパスには医学部(医学科、保健学科)、歯学部、薬学部など医療系学部全てが集まっており、それらを融合したチーム医療教育を行っています。
3.総合型選抜II型入試では大学院進学型を設け、大学院博士課程に繋がる学部から大学院まで一貫した教育を行っています。
4.海外の大学との連携を深め、留学や研修などの支援制度を整備しています。

「医療人になる」ということはやりがいがあると同時に責任もありますが、それだけで社会貢献ができます。本学科では医療人を目指すだけではなく、この分野のトップランナーになろうとする志の高い学生を求めています。
全人的医療を行える医療人になるためには、学力、知識はもちろんのこと、社会性、人間性、モラルなどが求められます。大学の4年間は人間形成のために重要な時期でもあり、勉強だけでなく、クラブやサークル活動などで多くの人と交流することも大切です。

加速するIT化、グローバル化、高齢化など、待ったなしで社会は急激に変化しています。本学科では、教員が一体となって、この変革の時代に対応できるような医療人の育成に取り組んでいきたいと考えています。

広島大学大学院医系科学研究科総合健康科学専攻保健科学プログラム(保健学領域) 広報委員会が管理しています。
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